「うーん…、出てこない」
狙ったキーワードで検索しても、自分のブログが出てこない……。
同じようなタイトルの文字だけが、画面の上を駆け足で横切っていく。
僕はこれを、たまにではなく、週に一回やっていました。
そして毎回、ちょっとだけへこんでいました。
ああ、無情。
表示されない記事を見ると、つい失敗だったのか?と、へこむ夜。
書いた記事だけじゃなく、そこで使った時間まで空振りだった気がしてくるからです。
でも途中から、しんどかったのは表示回数の少なさだけじゃないと気づきました。
本当に困っていたのは、その記事を残すのか、直すのか、それとも今は触らないのか、を自分で決めきれないことでした。
今回は、Googleにあまり表示されない記事を見たときに、僕がどう分けて考えるようになったのかを書いてみます。
残す。直す。寝かせる。
少し片付けの話みたいですが、今回は部屋ではなく記事の話です。
表示回数が少ない記事を前にしたとき、僕はこの3つで判断するようになりました。
この記事で書きたいのは、低表示の記事を見たときに、すぐ失敗と決めつけないための見方です。
失敗かどうかを急いで決めるより、まずどう扱うかを考えやすくするために、この3つを使います。
少し順位が上がっても、手応えはかなり曖昧でした

最初のころの僕は、記事のリライトをしても手応えがありませんでした。
少し順位が上がった気はする。
けれど、それが本当に効いたのかは見えにくい。
直したから上がったのか、たまたまなのか、自分では判定できませんでした。
だから、表示回数が少ない記事を見るたびに判断がぶれていました。
直した方がいいのか。
まだ早いのか。
そもそも残しておく意味はあるのか。
Search Console画面を見ながら、記事そのものより、自分の基準のなさに疲れさえ覚えた。
そこで根拠を知りたくなって、Googleの案内を読み直しました。
読んでいて分かったのは、細かい順位の上下をずっと追いかけるより、
まずはどんな検索で表示されたのか、どの記事に反応が出たのかを見た方がよさそうだということでした。
少し順位が上がった、下がっただけで判断しようとすると、どうしても気持ちだけ揺れちゃってました。
でも、表示回数や検索語句、記事ごとの動きを見るようにすると、
「今は何を先に考えるべきか」が少しだけ見えやすくなりました。
参考:Google Search Central「Using Search Console and Google Analytics Data for SEO」
表示回数が少ないだけで、すぐ失敗にはできませんでした

表示回数が少ない記事には、いくつか種類があります。
ここを一緒くたにすると、判断がかなり雑になっていきます。
たとえば、検索の入口になりやすい記事があります。
のりてらブログで言えば、ブログ改善やGA4、Search Consoleまわりの記事です。
こういう記事は、検索される言葉とつながりやすいので、表示回数の伸び方を見やすいです。
でも、それとは別の役割を持つ記事もあります。
アトリログ15や、少し遊び心のある記事は、検索で一発目に読まれるというより、ブログ全体の空気を作る側に近い。
このブログは、ただ答えを置くだけの場所ではなく、迷いながら試して、少しずつ見え方を変えていく場所なんだと伝える記事です。
Googleも、役に立つ、信頼できる、人のために作られた内容を重視すると案内しています。
自己点検の項目でも、独自の情報、調査、分析、経験があるかを見直すよう書かれています。
これを読んで、低表示の記事にも、役割が言えるなら残す理由はあるのではと考えました。
参考:Google Search Central「Creating helpful, reliable, people-first content」
僕は、残す・直す・寝かせるで分けるようにしました

低表示でも、役割が言える記事なら残していい。
ここまでは、わりと素直に納得できました。
先ほども書きましたが、のりてらブログには、検索の入口になる記事だけじゃなくて、ブログ全体の空気を作っている記事もあります。
数字は弱くても、その記事があるから、このブログはこういう場所なんだと伝わるものがある。
それなら、表示回数が少ないだけで失敗扱いするのは違うな、と思えました。
ここまでは、まだ分かりやすかったんです。
でも、問題はその先でした。
じゃあ全部残せばいいのかというと、それも違う。
Search Consoleを閉じたあとも、僕の中には、うまく置き場所が決まらない記事が残りました。
消すほど悪くないじゃないか。
でも、今のブログの軸にぴったり合っているとも言い切れない。
体験は入っている。
気持ちも入っている。
だから雑に切りたくはない。
ただ、その記事を今のブログに、なぜ置いておくのかと聞かれると、少し言葉が止まる……。
その感じが、地味に苦しかったです。
サンクコストもあると思います。
逆に、テーマ自体は悪くないのに、タイトルや導入や見出しのつくり方が弱くて、入口で損をしている記事もあるとも感じました。
ただ全部を「残す」に入れるのは、やっぱり少し雑な気がします。
残す、だけでは足りない。
でも、捨てたくもない。
そこでやっと、僕は二択で考えようとしていたこと自体が苦しかったのかもしれないと思いました。
だから僕は、3つに分けるようにしました。
残す。直す。寝かせる。
残す記事
残す記事はあくまで、数字が弱くても役割が言えるものです。
検索の入口ではなくても、このブログの空気を作っていたり、他の記事から読まれることで意味が出たり、体験そのものに残しておく価値があるものです。
直す記事
直す記事は、テーマを捨てる必要はないけれど、入口の形がまだ弱いもの。
タイトル、導入、見出し、内部リンク。
自分で読み返したあとに「内容は分かる。でも最初の入り方でもっと伝わったはず」と思う記事のことです。
中身を否定するというより、届き方を整えた方がいい記事がここに入ります。
寝かせる記事
寝かせる記事は、悪くないのに、まだ今の自分では役割を説明しきれないものです。
この判断基準を持てるようになって、僕はかなり楽になりました。
前までは、そういう記事まで無理に残すか直すかへ入れようとして、そのたびに判断が重くなっていたからです。
まずは2週間。できれば4週間、寝かせることにしました。
あと大事なのは、寝かせた記事を見に行くときに
「伸びたか」だけ見ないことです。
見る順番は、
- 表示回数が前より動いたか
- どんな検索語句で出たか
- その記事の役割を今なら言えるか
この3つです。
ちなみに寝かせるのは、あきらめではありません。
今すぐ結論を出さない、という選び方です。
全部を同じ熱量で救おうとしないための保留。
そうしないと、本当に今触るべき記事まで、手をつけにくくなるからです。
僕に必要だったのは、完璧な答えじゃありませんでした。
きれいな分類表でもなかった。
ただ、低表示の記事を前にしたときに、その記事をどこへ置くかを、自分の言葉で決められることでした。
判断を軽くしたのは、数字より役割でした

表示回数が少ないことより、その記事の役割が言えないことの方が、僕にはきつかったです。
数字が小さいと、つい失敗だったのかと思います。
でも本当に判断を重くしていたのは、残す理由も、直す理由も、寝かせる理由も、自分の言葉で言えないことでした。
逆に、役割が言える記事は、低表示でも少し落ち着いて見られます。
検索の入口なのか。
ブログの空気を作るのか。
今はまだ触らないのか。
置き場所が決まるだけで、その記事はただの失敗ではなくなりました。
僕が軽くしたかったのは、数字そのものより、判断の重さだったのだと思います。
Googleの基本ガイドでも、内容は自分が知っていることをもとに自分で作ること、ユーザーが探しそうな言葉を意識すること、古くなった内容は更新や削除も考えることが勧められています。
読まれない記事を全部抱え込むのでも、全部切るのでもなく、役割を言えるかどうかで扱いを変える。
その見方は、Googleの考え方ともそこまでズレていないように思います。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます
表示回数が少ない記事は、すぐ失敗ではありません。
でも、全部を同じように残すのも違います。
残す。直す。寝かせる。
この3つで分けてみると、数字だけでは見えなかった役割が少し見えやすくなります。
その記事が何のためにあるのかが言えるだけで、次の一手はかなり決めやすくなりました。
すぐに正解が出なくても大丈夫です。
ここまで読んでくれたあなたなら、きっと乗り越えられると思います。
迷うのは、ちゃんと向き合っている証拠だからです。
表示回数が少ない日でも、役割をひとつ言葉にできたなら、それは前進です。
残すか、直すか、寝かせるか。
今日ひとつ決められたなら、それでもう十分進んでいます。
今日のまとめ一行
表示回数が少ない記事は、数字だけで裁くより、役割で分けた方が次の一手を決めやすいです。
今日できる一歩(アトリログ15)
Search Consoleで1記事だけ開いて、その記事を残す、直す、寝かせるのどれにするか、理由を一言だけ書いてみてください。
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ブログ案内
のりてらブログでは、作ること、学ぶこと、続けることを、気分ではなく小さな判断で積み上げるための記録を残しています。
参考にしたGoogle公式
Using Search Console and Google Analytics Data for SEO
How To Use Search Console
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