ブログを始めて、もうすぐ一年になります。
週に一本記事を書く習慣ができたり、アドセンス審査に通ったり。
振り返ると、少しずつ積み上がってきたものもあります。
でも正直に言うと、今の僕には強い手応えがありません。
今月は、低アクセスについての記事を書いてきました。
それは今まさに、それが僕の現状だから書けた記事でもありました。
以前、PV1万を目指そう、みたいな記事を読んだことがあります。
でもその数字は、今の僕にはあまりに遠すぎました。
目標というより、自分のブログを否定されているような気分になったんです。
まるで、カイジの「ぐにゃあっ…」のコマみたいに。
だから最近は、PVより表示回数やクリック数を見るようになりました。
ただ、それで全部が楽になるわけでもありません。
数字が小さいままだと、やっぱりメンタルは揺れる時もあります。
それでも、検索から誰かが来てくれた形跡を見ると、少し救われる。
今の僕が本当に欲しいのは、大きなPVより、まず検索で読まれた実感なのかもしれません。
今回は、ブログを始めてもうすぐ一年の今、GA4とSearch Consoleを見返しながら、数字の置き方を考え直した話です。
結論を先に言います。
『主役にする数字は、見たあとに次の一手が決まる数字にする。』
1万PVは悪くない。でも今の僕には遠すぎた

1万PVという数字そのものが悪いわけじゃありません。
分かりやすいし、ブログを続ける人にとって、ひとつの目標になりやすい数字でもあると思います。
ただ、今の僕には遠すぎた。
遠すぎる数字は、やる気になる前に、先に気持ちを重くします。
今の自分と離れすぎていて、何をすれば近づけるのかが見えにくいからです。
実際に自然検索の数字を見たとき、来てくれた人はまだ10人台でした。
たぶん自分も入っているので、実際はもう少し少ないかもしれません。
きつかったのは、数字の小ささそのものより、働きながら週に一本書いても、まだこのくらいなのか、という感覚の方でした。
少し昔のことも思い出しました。
ECの仕事をしていた頃、夜中まで動いても売上が上がらず、店が閉店に近づいていく感じがあった。
今回の数字を見たとき、その空気に少し似ていたんです。
頑張りと結果が、うまくつながっていない感じでした。
でも、ここでひとつ分かったことがあります。
僕が怠けていたわけでも、1万PVという目標が悪いわけでもなかった。
ただ、今の僕にとっては、その数字が遠すぎて、次の一手に変換しにくかっただけでした。
大きい目標に燃えないとき、その目標が間違っているとは限りません。
まだ今の自分の主役ではないことがあります。
見たあとに次の一手が決まらない数字は、目標として立派でも、今の自分には少し遠い。
僕は今回、そのことをかなり痛く知りました。
だから、1万PVに燃えない自分を責めるより先に、今の自分が前に進みやすい数字を考えた方がいい。
そう思うようになりました。
結果の数字より、入口の数字を先に見たかった

1万PVが遠すぎるなら、もっと手前の数字を見ればいい。
最初は、かなり素直にそう思いました。
PVより表示回数。
表示回数よりクリック数。
「少しでも現実に近い数字を見れば、気持ちも落ち着くはず」
そんなふうに考えていたんです。
でも、実際はそんなにきれいにいきませんでした。
表示回数が少ない。
クリックもつかない。
見ている数字を変えても、結局また画面の前で手が止まる。
小さい数字を前にして、気持ちだけがじわっと沈んでいく感じがありました。
ここでやっと少し見えてきました。
僕がきつかったのは、数字が小さいことそのものより、その数字を見ても次に何をすればいいのかが分からないことだったんです。
たぶんこれは、僕だけの話ではないと思います。
大きい数字が遠すぎたり、小さい数字が痛すぎたりするときは、次の一手に変えやすい数字を先に主役にした方が、前へ進みやすいはずです。
表示回数が増えても、何の記事に反応が出たのかが見えないと、気持ちだけが少し先走ります。
逆に、クリックがゼロだと、それだけで全部だめだったように見えてしまう。
今の僕には、その振れ幅がかなり重かった。
だから、見る数字をもう一段だけ変えることにしました。
表示回数の合計ではなく、表示された記事が何本あるかを見ることにしたんです。
この見方に変えると、数字の意味が少し変わってきます。
表示回数は、成功の数字というより、記事に検索の入口が生まれたサインに見えてくる。
しかも大事なのは、合計の大きさより、どのテーマの記事にそのサインが出たかでした。
ひとつの記事だけが少し伸びるより、いくつかの記事に小さく反応が出ている方が、今の僕には希望に感じれた。
「このテーマには少し可能性がある」
「こっちはまだ弱い」
「なら次は、この近くの記事を増やしてみようか」
そう考えられるだけで、数字が結果ではなく、次の一手に変わっていく感覚がありました。
肩に入っていた力が、少しだけ抜けていく。
たぶん僕が欲しかったのは、立派な数字じゃありませんでした。
まだ小さくてもいいから、記事に入口が立ち始めていると分かる感覚の方だったんだと思います。
大きいPVに燃えない時期でも、そういうサインが見えると、完全な空振りではなかったと思えるからです。
最後に欲しかったのは、検索で来てくれた人の気配だった

表示回数がつく。
記事に入口が生まれ始める。
そこまで見えるようになって、少しだけ呼吸はしやすくなりました。
でも、やっぱり最後に欲しかったのは、それだけじゃなかった。
その先で、実際に誰かが来てくれたと分かる数字でした。
たぶん僕は、PVそのものが欲しかったわけじゃありません。
大きい数字で安心したかったというより、検索で見つけて、読みに来てくれた人がいたと分かることに救われたかったんだと思います。
表示回数だけだと、まだ可能性の段階です。
でも、そこから実際に来てくれた人がいると、記事はただ並んでいるだけの文字ではなくなります。
誰かの検索に、ほんの少しでも引っかかった。
その事実があるだけで、完全な空振りではなかったと思えました。
僕も今回は、PVの合計をぼんやり眺めるのではなく、どの記事が表示されて、どんな検索語に引っかかって、そこから人が来てくれたのかを順番に見直しました。
Googleの案内を読み返しても、検索の動きはページやクエリごとに見ていく考え方が基本でした。
さらに、役に立つ内容は、人のために作られているか、そこに独自の経験や知識があるかを自分で問い直す形になっています。
そう考えると「たくさんのPV」より先に、「検索で来てくれた人の気配」だったのは、そこまで変な考えでもないと感じました。
参考:Google Search Central「How To Use Search Console」
参考:Google Search Central「Creating helpful, reliable, people-first content」
ここでようやく、自分の中で数字の順番が少し落ち着きました。
まず、表示された記事が何本あるかを見る。
次に、どの記事に反応が出たかを見る。
そのあとで、どんな検索語で出ているかを確かめる。
そして、その先で、検索から来てくれた人がいたかを見る。
PVは最後でいい。
今の僕には、この順番の方が苦しくなりにくかったです。
大きい数字を見て前に進める人もいると思います。
でも、僕はそうじゃなかった。
遠すぎる数字は、目標になる前に、自分を止めることがありました。
だから今は、こう考えています。
主役にする数字は、見たあとに次の一手が決まる数字にする。
もし今、あなたも大きい目標に気持ちがついていかないなら、その数字が悪いのではなく、まだ今の主役じゃないだけかもしれません。
今の自分が見たあとに少し前を向けて、しかも「じゃあ次はこれをやろう」が浮かぶ数字。
まずは、そんな数字をひとつ決めるところからでいいと思います。
主役の数字を変えると、見え方も少し変わる

1万PVを目指したい気持ちは、今もあります。
大きな数字に届くようになったら、ブログの景色も少し変わるんだと思います。
でも今の僕には、その数字をいきなり主役にするのは少し早かった。
遠すぎる目標は、前に進む力になる前に、気持ちを止めてしまうことがあるからです。
だから今は、PVより先に、記事に検索の入口が生まれているかを見る。
表示された記事が何本あるかを見る。
その先で、検索から誰かが来てくれたかを見る。
今の僕には、この順番の方が合っていました。
主役にする数字は、見たあとに次の一手が決まる数字にする。
今回、自分の中でいちばん残ったのは、この感覚です。
大きい目標に燃えないとき、その目標が悪いとは限りません。
まだ今の自分の主役ではないだけかもしれない。
そう思えるだけでも、数字の見え方は少し変わります。
焦らなくて大丈夫です。
今の自分に合う数字がひとつ決まれば、それだけでも前より進みやすくなります。
すぐに大きく変わらなくても大丈夫。
検索で誰かが来てくれた。
記事に小さな入口ができた。
そんな変化を拾えるようになったなら、もう前に進み始めています。
今日のまとめ一行
大きい目標に燃えないときは、今の自分が次の一手に変えやすい数字を主役にした方が進みやすいです。
今日できる一歩
今見ている数字をひとつ書き出して、それが「自分を責める数字」なのか、「次の一手が決まる数字」なのかを分けてみてください。
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