ブログ記事で一番時間がかかるのは、書き出すことより「書いたあとをどう直すか」です。
分かっていても、修正は重くて後回しになりがち。
気づけば「読みにくいと分かっているのに、触りたくない下書き」がたまっていきます……。
だったらいっそ、「修正=ミニゲーム」と決めてしまうことにしました。
この記事では、行間・改行・太字・箇条書きの4つだけを使って、15分で1段落を整える小さなゲームを提案します。
まずは1記事まるごとではなく、「1段落だけ読みやすさレベルを上げる」。
そのくらいの軽さで読んでみてください。
この記事が、ブログ記事の修正・改善を少しだけ気楽にするきっかけになれば嬉しいです。
読みやすさは、文章力より「目の負担」を減らすところから
のりてらブログを書いていても、「今日は内容は悪くないのに、なんか読みにくいな……?」
と感じることがあります。
よく見ると、
- 1段落が長すぎる
- 句読点だらけで、息継ぎしにくい
- 画面いっぱいに文字がびっしり
になっていることが多いです。
オンラインで文章を読むときは、どんな内容かと同じくらい、どう並んでいるかが大事だと言われます。
行の長さや余白を少し変えるだけで、読むスピードや理解度が上がり、目の疲れも減る、という報告もあります。
Baymard Institute のWeb可用性研究でも、ECサイトの商品説明テキストなどを対象に行長を調べた結果が出ています。
行長が50〜75文字の範囲にあると読みやすく、長すぎ・短すぎは読みにくさや離脱につながりやすい、と報告されています。
引用元(英語):Baymard Institute
つまり、「文章が下手だから読まれない」のではなく、見た目の負担が大きくて途中で離脱されているだけかもしれません。
だから今回は、フォントや装飾はそのままにして、
- 行間と余白
- 改行のタイミング
- 太字と箇条書きの量
この3つだけに絞って、「目がラクになる最低限の整え」をやっていきます。
ここまでは、いわばルール説明のパートです。
このあとから、少しずつ「自分の感覚で整えるパート」に入っていきます。
行間・改行・太字・箇条書きのゲームルール

ここからは、のりてらブログで実際に意識している「読みやすさの基準」をシンプルにまとめました。
自分の過去の記事を1本用意して、やってほしいことは1つだけです。
この中から「これならできそう」と思うルールを1つ選んで、次に書く記事で試してみてください。
今回はミニゲームがテーマ。
ゲームならルールが必要だろう、ということで考えてみました。
行間と改行のルール
- 1段落は、長くても3〜4行くらいまで
- 「ここで息継ぎしたい」と感じたら遠慮なく改行する
- 画面を見て「灰色のかたまり」に見えたら、段落を割るか余白行を入れる
太字のルール
- 太字にするのは、「この記事で本当に大事な一言」だけ
- 1スクロール内の太字は、2〜3カ所までを目安にする
- 文全体ではなく、キーワードだけ太くする
箇条書きのルール
- 箇条書きにするのは、3〜5個くらいまで
- 1つ1つの文は、ひと息で読める長さにする
- 箇条書きの中に、さらに長文の説明を入れない
この中から気になるルールを1つだけ選んで、その記事だけでいいので試してみてください。
それだけでも、読みやすさはけっこう変わります。
15分でできる「見た目チェックリスト」(ビフォーアフター付き)

ここからは、ゲームルールを「実際の文章」に当てはめてみます。
やることはシンプルで、これだけです。
- 過去記事から、読みづらそうな一段落を1つ選ぶ
- その段落を「Before」としてコピペする
- 行間・改行・太字・箇条書きのどれか1つ以上を使って「After」を作る
まずは、イメージしやすいように例を出します。
Before(読みづらい例)
今日はブログを書こうと思っていたのに、いざ画面を開くと何から書けばいいのか分からなくなって、そのままSNSを眺めているうちに時間だけが過ぎてしまい、気づけばもう寝る時間になっていて、また今日も書けなかったなと落ち込んでしまいました。
一文が長くて、行も詰まっていて、「どこで区切って読めばいいか」が分かりにくい状態です。
これを15分で修正してみた例はこうなりました↓。
After(マイルールを当てはめた例)
今日はブログを書こうと思っていました。
でも、いざ画面を開くと「何から書けばいいんだろう?」と手が止まります。
そのままSNSを眺めているうちに、時間だけが過ぎていきました。
気づけばもう寝る時間で、「今日も書けなかったな…」と少し落ち込みます。
改善ポイント
- 一文を短くして、3〜4行ごとに段落を分ける(行間・改行のルール)
- 同じ内容でも、「感情が変わるところ」で改行して、リズムをつくる
もう少しだけ踏み込むなら、太字と箇条書きも使えます。
After+太字・箇条書きの例
今日はブログを書こうと思っていました。
でも、いざ画面を開くと何から書けばいいんだろう?と手が止まります。
- 気づくとSNSを眺めている
- 気づくと時間だけが過ぎている
- 気づくと「今日も書けなかった」と落ち込んでいる
こうして「書きたい気持ち」と「書けない現実」のギャップが、少しずつ大きくなっていきます。
ここでは、
- 太字は「一番刺さってほしいひと言」だけ
- 箇条書きは「起きていることを3つに整理する」ため
に使っています。
これがマイルールを、そのまま当てはめた形です。
15分だけミニゲーム感覚で、ルールの中でリライトしてみました。
文章が少しずつ読みやすくなっていくと、けっこう気持ちがよくなるはずです。
今日のまとめと、次の15分実験
ブログ改善シリーズ#7では、読みやすさだけをそっと整える回として、「15分でできるミニゲーム」を試してみました。
- 行間・改行・太字・箇条書きのマイルール
- 15分でできる見た目チェック
- そして、自分ルールを1つ足すミニゲーム
をまとめました。
- 読みやすさは、文章力以前に「目の負担」を減らすところから整えられる
- 1段落の長さ、余白、太字や箇条書きの量をしぼるだけでも、最後まで読んでもらえる可能性はぐっと上がる
- ゲーム感覚で「人のルール+自分ルール1つ」の組み合わせにすると、少しずつ自分の型が育っていく
別におしゃれな書き方になるわけではありませんが、「なんとなく読みやすいな」「最後まで読めたな」という小さな感触が積み上がっていくはずです。
ライティングの時間で一番長いのは「修正」の時間です。
映画監督のインタビューでも、撮影より編集に時間がかかる、という話がよく出てきます。
ただ一番時間がかかる部分をミニゲームにしてみたら、少し楽しくなるのでは?と思って今回は書いてみました。
のりてらブログでも、こうした地味な整えや修正を、ミニゲーム感覚で続けていこうと思います。
そして、次回のブログ改善シリーズ#8は最終回です。
これまでの8回の実験を振り返りながら、「これからの運用ルール」を1ページにまとめていきます。読みやすさのミニゲームも、その1ページの中の大事な1項目になります。
今日のまとめ一行
読みやすさは、「行間・改行・太字・箇条書き」+自分ルール1つで整えていけます。
今日できる一歩
- 段落を1カ所割る
- 太字を1つだけ整理する
どちらか一方を15分でやってみて、「自分ルール」を1行メモしてみる。
次に読む一記事
文章の中身を削るのがまだ難しいと感じたら、1記事1テーマにしぼる【ブログ改善#6】もあわせて読んでみてください。
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