驚いたことがありました。
いつものようにWordPressにログインして投稿一覧を見ると、ある記事のPV(ページビュー)がその日だけ20を超えていました。
普段は多くても5前後なので、数字だけ見れば一気に伸びています。
小躍りしたい気持ちを抑えてGA4を開くと、そこにはいつも通りの少ない数が表示されていました。
この瞬間、うれしさがスッと冷めて、地味に切なかったんですよね。
これはある夜の一幕で、WordPressのPV欄とGA4の数は同じ意味ではないと気づいたという話です。
伸びたと思ったのに空振りだった夜が悔しくて、原因の切り分けと目標の置き方を書きました。
昔は目指せ1万PVみたいな目標が分かりやすかったと思います。
でも最近は検索結果にAIの要約が出る場面も増えて、PVだけ追うと気持ちが削れやすいと感じます。
そこで今回のテーマはWebサイトの目標の再設計です。
PVで気持ちが折れかけた人や、これから分析を始める人の材料になればうれしいです。
まず、数字の出どころを見直します

PVが増えた時ほど、僕は数字の出どころを疑うようになりました。
同じPVという言葉でも、どこで見た数字かで意味が変わるんですよね。
WordPressの投稿一覧に出るPVは、手軽に確認出来て助かります。
一方で、読者がじっくり読んだ回数というより、ページが表示された回数しかわかりません。
僕のケースでは、WordPress側は増えているのに、GA4側は増えていませんでした。
この時点で、嬉しさにブレーキがかかったというのが、さっきの流れです。
次に見たのは、GA4の中のどこの国から来たかでした。
すると日本より海外が目立っていて、読む時間もほぼ0秒に寄っていました。
確証はまだないので、いったん自動アクセスが混ざった仮説で整理します。
だから次の行動として、PVの上下より先に人が読んだ手応えが出る見方へ寄せました。
ここは、初めての人でも使えるテンプレにしておきました。
ボットっぽい動きかを切り分けるチェック(3分)という話です。
・どこの国から来たかが海外に偏っていないか
・読む時間が極端に短くないか(ほぼ0が続くなど)
・どこから来たかが不自然に1つだけに寄っていないか
・同じ1ページだけ数字が飛び抜けていないか
僕はこの4つを作って、見る場所を揃えてから、数字に振り回されにくくなりました。
まずは出どころを見直す。
これが最初の一歩でした。
PVは便利ですが、読まれた証拠とは限りません

PVが増えると、やっぱり気分が上がります。
でも、読まれていないと分かるようになると、喜びが空振りになって落ち込む夜が増えました。
理由は単純で、PVは直感で『見られた』と感じやすい数字だからだと思います。
自動で見に来る仕組みが混ざっても増えるので、数字だけ見て判断するとズレやすいんですよね。
一方でGA4は、ざっくり言うとサイトの中の動きを見られる無料ツールです。
読んでいた時間や、次のページに進んだかどうかなど、読者の動きを分析できるようになります。
この違いを知らないままPVだけを追うと、手応えの判断を外しやすいです。
伸びたと思って喜んで、あとで分析して落ち込む。
この流れが増えると疲れます。
僕が切なかったのは、数字が少ないことよりも、期待が空振りしたことでした。
だからPVは捨てずに、主役から外して、別の指標も一緒に見るほうが自然だと思います。
ここから僕は、見る順番を変えました。
まずSearch Consoleで検索に出た回数を見て、次にGA4でちゃんと読まれたかを確かめます。
GA4は、4つだけ見れば十分です

分析を始めたばかりの人ほど、指標が多いと迷います。
なので私は、見る場所を4つに絞る流れにしました。
1つ目はちゃんと見た訪問の数(エンゲージ数)です。
短い訪問ではなく、何かしら反応があった訪問の数という感覚で見ています。
2つ目は読んでいた時間(エンゲージ時間)です。
ここがほぼ0に寄っていると、読まれた感じが薄いまま終わっている印象でした。
3つ目は下まで読んだ回数(スクロール)です。
最後まで届いた気配があるかを、ざっくり掴むために使っています。
4つ目は次のリンクを押した回数(クリック)になります。
自分のブログ内のリンクが押されると、もう一歩進んだ痕跡が残るんですよね。
見方は15分以内で確認できるように難しくしないようにしました。
GA4では国の項目は日本に絞って、記事ごとに4つの数字を並べて見ています。
その画面をスクショで残しておくと、後から比べやすくなります。
基準があるだけで、数字が動いた日でも冷静になれました。
ここからは、のりてらブログで実際に変えたところです。
僕は読まれたかの前に、まず検索に出ているかを最初の目標にしました。
見つからないと、読まれる以前に始まらないからです。
書き方を直しても、検索に出ていなければ変化が見えにくいんですよね。
そこで、のりてらブログの一番の指標はSearch Consoleの表示回数にしました。
検索結果に出た回数なので、まず入口が増えているかを確認できます。
ただ、表示回数だけだと増減の理由が分からない日もあります。
そのため、平均の順位も一緒に見ています。
順位は数字の読み方が少し独特です。
上がるほど数が小さくなるので、最初は混乱しました。
それでも、表示回数が増えつつ順位も良くなると、記事が検索の言葉に合ってきた感じがありました。
ここまでが検索に出すための見方です。
そのうえで、来た人がどう動いたかをGA4で軽く確認します。
見るのはさっきも書きました、この4つだけです。
・ちゃんと見た訪問の数(エンゲージ数)
・読んでいた時間(エンゲージ時間)
・下まで読んだ回数(スクロール)
・次のリンクを押した回数(クリック)
そしてPVは結果を月末に見るだけにしました。
毎日の判断から外すと、数字に振り回されにくくなります。
こうやって整理してから、空振りの夜が減りました。
少なくとも、数字を見る前に身構える回数は減ったと感じます。
【まとめ】PVを捨てず、主役から外します

PVが増えたのに、読まれていなかったと気付いた夜は、正直きつかったです。
でもあの空振りが、目標を作り直すきっかけになったと感じます。
のりてらブログでは、まず検索で見つかれば勝ちとして目標を再設計しました。
そのうえで、来た人の動きを4つの手がかりで確かめるという流れです。
簡単にまとめると、
・PVは便利ですが、読まれた量そのものではありません。
・まずSearch Consoleで検索に出ているかを見る。
・次にGA4で読まれた感じを4つの数字で確かめる。
数字が小さい日があっても、価値がないとは限りません。
測り方を整えるだけで、前に進みやすくなることもあると思います。
見方のおすすめは、
・週1だけ、Search Consoleで表示回数と平均順位を見る
・月1だけ、GA4で4指標を眺める
・PVは月末に見るだけ
もし同じように落ち込むのを感じた事がある人は、ちゃんと向き合っている証拠だと思います。
でも軸を作り直せば、また積み上げられます。
もし需要があれば、スクショでの手順まとめか、短い動画の形でも残そうかと思います。
この記事が役に立ったら、幸いです。
一緒に実験して、成長していきましょう。
今日のまとめ一行:
まずは【検索で見つかる】を勝ちに置き、PVは結果として眺めます。
今日できる一歩(アトリログ15):
Search Consoleで表示回数が増えた記事を1本だけ選び、同じ画面で平均順位も確認して、スクショで残します。(15分で出来ます。)
次に読む一記事:
ブログ改善シリーズ:Search Consoleで表示回数が増えたクエリから、リライトの当たりを付ける話です。
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のりてらブログは、観察と実験のログを積み上げる場所です。
小さく作って、測って、直していく流れで続けます。


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