あなたは最近、『動くWebサイト』をどう感じますか?
かつては特別だったアニメーションも、いまは当たり前のように目にするようになりました。
たとえば、Appleの製品ページではスクロールに合わせて製品が回転したり、情報が自然に流れるように設計されています。
こうした『動きの設計』が、見る人の理解を助けています。
そしてAIや3D、WebGLなど、Webデザインの世界は日々進化しています。
次々に現れる新しい表現やツールを前に、「どこまで学べばいいのだろう?」と迷う人も多いのではないでしょうか?
けれど実は、Webサイトに動きがあること自体は、ずっと昔から変わっていません。
変わったのは、その動きをどう使って、どんな体験を届けるかという考え方です。
技術の進化は、表現の幅を広げていく
Webデザインを学ぶなら、最新の技術に触れる習慣は欠かせません。
今では、ユーザーの動きに反応して変化したり、スクロールに合わせて立体的に見える演出も当たり前になりました。
最近はやりの3DやWebGL、イマーシブ、AI・パーソナライズなど、かつては限られた環境や想像でしかできなかったことが、今はWeb標準の中で表現できるようになっている。
動きは、もはや特別な演出ではなく、体験そのものをデザインするための要素になっています。

昔からあった『動き』の魅力
サイトのボタン一つでも、色が変わったり、影がついたりと、自分の想像した反応をしてほしい。
サイトにアレンジをつけていく作業に、魅了された経験がある人は少なくないと思います。
私自身も、かつて専門学校でFlashアニメーションを作っていた頃、ボタンが反応したり、画面が変化するたびにワクワクして作っていました。
いまでも、ボタンが反応した瞬間のあのワクワクは忘れられません。
ただ、当時は動くサイトがまだ一般的ではありませんでした。
通信もADSLが主流で、光回線なんてなかった時代。
データが重くなることを嫌がる人も多く、「軽くて早いサイト」が正義だった。
だからこそ、動きのあるWebデザインは、限られた人だけが楽しんでいた『実験的な世界』でもあったと思います。
それが今では、技術も通信も整い、動きが自然にユーザー体験の一部として受け入れられている。
つまり、「できるようになった」というよりも、「求められていたものが表現できるようになった」時代になったんだと思います。
技術が進化しても、人がおもわず感じたり反応してしまう、「気持ちよさ」の本質は変わりません。
それを取り入れて動きのあるサイトにデザインしていくのも楽しいですよね。
下に3Dの簡単なデモサイトを作ってみました。触ると動きます、ドラッグ・ズーム・回転操作も出来ます。
『動き』は装飾ではなく、体験の言語
最近では、動きのあるサイトが単に目を引くだけでなく、使いやすさや理解を助けるための役割を果たすようになっています。
例えば簡単なものでは、
- クリックできるボタンが軽く動く:操作の安心感を与える
- スクロールで要素が現れる:情報の流れを自然に誘導する
- ページの切り替えにアニメーションを挟む:サイト全体のリズムを整える
- ふわっと現れる写真やテキスト:ブランドの雰囲気を感覚的に伝える
このように、アニメーションは『装飾』ではなく、ユーザー体験を導く言語になる。
小さな動きが、サイトの印象や信頼感を大きく左右する時代です。
技術を追うより、「どう使うか」を考える
もちろん、技術を覚えることが目的ではありません。
大切なのは、その技術をどう使えばユーザーに気持ちよく伝わるかという視点。
動きを加えることで、使いやすさや心地よさをデザインできるなら、それは立派な表現力になります。
AIが進化しても、最終的に必要とされるのは「人の感覚」だと思う。
どんな技術も、伝えるための道具であり、『見る人の心に残る体験』をつくるための手段にすぎません。
感覚と理論を行き来しながら、伝わるデザインへ
Web技術の進化は止まらない。
だからこそ、感覚と理論の両方から学ぶ姿勢が大切になると感じました。
昔のようにユーザー目線で楽しく動かす気持ちを忘れずに、今の時代に合った『自然に伝わるWeb体験』をデザインしていきたい。
動きは、これからのWebデザインにおいても変わらず、人の心に触れるための大切な要素であり続けていきます。
ですので、その視点でボタン一つ作るのも大切だと思いました。

読んでくださってありがとうございます。
いつか、「AI時代のWebデザインで大切な『伝え方』」について書く予定です。
フォローしてお待ちください🌿


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