「学びたいのに、身になっていない気がする」。
そんなもどかしさを覚えることが、誰にでもあります。
わたし自身も知識を集めるばかりで、前に進めていない感覚を長く抱えていました。
けれど最近、ひとつ気付いたことがあります。
それは学びは、行動した瞬間に深まり始めるということでした。
今日は、行動を『実験』として扱うだけで、日常の見え方が変わることについて書いてみます。
行動があると、学びは立ち上がる
知識だけでは、学びはなかなか定着しません。
その理由は、脳が身体を使って得た情報を強く記憶するようにできているからです。
わずかでも感情が動いた瞬間、覚え方や気づきの深さが変わります。
だからこそ、行動を『実験』として扱うことで、学びのスピードは自然と上がります。
試して、ズレを知り、またやり直す。
この小さな循環が、学びの中心にあります。
遊びの姿勢は、学びを一番加速させる
先日、久しぶりにゲームセンターに行きました。
いつもの私なら「絶対に取るぞ!」とクレーンゲームに挑みます。
そして大体は、なかなか取れない…と焦りながら両替機に(涙)。
でもこの日は、遊ぶことを目的にして、完全に『実験』モードでやってみたのです。
すると、クレーンの強さ、アームの動き、持ち上がる角度など、自然と観察が始まりました。
「この位置なら動かない」「ここならいけるかも」と仮説を立てて試すうちに、大きな景品を取ることができました。
目的を少し手放すと、むしろ学びが深まる。
その小さな驚きが、今も印象に残っています。

行動が感情を追い越すと、学びは習慣になる
ブログの連続投稿を続けていたとき、不思議な変化がありました。
最初は達成感でいっぱいだったのに、続けるほどに感情が動かなくなっていったのです。
ここで、UCLAの習慣研究が示している内容が役に立ちます。
同大学の実験では、同じ行動を繰り返すと、脳は『感情の揺れ』を減らし、行動の方が先に立つようになると示されています。
これは、行動が身体の『デフォルト』になった状態です。
わたしの場合も、まさにその現象が起きていました。
感情ではなく行動が先に動くようになったとき、学びはようやく習慣として根付いていきます。
一方で、SNSがやめにくくなるのは即時の小さな刺激を学習してしまった状態でもあります。
心理学でいう報酬系、ドーパミンによる快楽・やる気が出ることを脳が自然と学習してしまう。
だからこそ、毎日の行動を小さな『実験』にしていくことが、学びの質を保つうえで効果的なのだと思います。
今日の行動を、ひとつだけ『実験』に変える
学びは「行動 → 気付き → 定着」という流れで深まっていきます。
つまらないと思っていた行動にも、意外な発見の種があります。
今日の一歩として、ひとつだけ『実験』だと思える行動を選んでみる。
それだけで、学びの深さも、日常の見え方も静かに変わっていきます。
今日の行動に、ほんの一滴だけ『実験』を混ぜてみてください。
noteでも、このことに少し触れています。よければ合わせてお読みください。
実験、という生きやすさ/note-のりてらブログ



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