僕は小学生のころから忘れ物が多かったんです。
ランドセルに教科書を入れ忘れて、黒板の前で立ち尽くす…そんな子どもでした。
40歳になっても進歩なし。最近ジムに通い出したんですが、持ち物が多すぎて、着替えを忘れた日はトレーニング後にそのまま帰宅、タンブラーを忘れた日は自販機でペットボトルを買う羽目に。もう「節約どころじゃないな…」って苦笑い。
そんな日々が「もちリス」という忘れ物防止アプリを作ったきっかけです。
知識ゼロからのスタートと最初の壁
最初にぶつかったのは「何をどう作ればいいか分からない」という壁。Javaの本を買ってみたけど、ページを進めても学んでいる感じがしない。結局YouTubeで「実際に作れば覚える」と聞いて、「よし、自分もやってみよう」と勢いで始めました。でも、Android Studioって聞いたこともなかったし、立ち上げた瞬間からエラー祭り。しかも全部英語。
画面を前に「ここは異世界か?」と本気で思いました。

忘れ物経験がアプリ開発を後押し
諦めなかった理由はシンプルで、忘れ物で痛い目を見てきたから。通勤の朝にスマホを忘れて家まで戻ったこと、学生の頃に喘息の吸入器を忘れて辛かったけど、帰りに走って使いに行ったこと。調べてみると、忘れ物で引き返すのは誰にでもある話で、登校中に取りに戻る子供も少なくないそうです。これって時間も体力もムダだし、ときには危険すらある。だから「リスト化して確認する仕組み」が必要だと思ったんです。もちリスはその「仕組み」をスマホに詰め込んでみました。

低スペックPCでもAIを使えば形になる
開発は3か月かかりました。低スペックのノートPCではAndroid Studioが重すぎて、ブラウザと同時起動できない。まるでエルデンリングで「二刀流禁止」の縛りプレイ(笑)。エラーも多く、意味不明の赤文字に夜中まで悩まされました。それでもChatGPTに質問しながら少しずつ進め、最後の3週間はバージョン5の登場に助けられて一気に完成。正直、Javaは身につかなかったけど、「AIを使えばアプリは作れる」と知れたのは大きな収穫でした。
そしてもうひとつのこだわりは、チェックを全部入れると「よくできました」と表示される演出。子どもの頃、先生に花丸をもらったような小さな達成感を再現したかったんです。
アプリ開発と忘れ物と向き合ってみて気づいたこと
「もちリス」を作って分かったのは、忘れ物は直らなくても“仕組みでカバーできる”ということ。そして、専門知識がなくてもAIを活用すれば作品を形にできるということでした。結局、Javaはあまり身につかなかったし、エラーにも何度も泣かされました。ですが、全く分からないなりにも必要になった専門知識や言語に触れるきっかけになりました。あとandroid studioの必要な機能の操作方法が分かっただけでも学べたと思います。
こうしてできあがった「もちリス」は、忘れ物が多い自分自身のために作った小さな道具です。でも、同じ悩みを持つ誰かにも役立つかもしれません。もし気になったら、ぜひ一度触ってみてください。「よくできました」の花丸が、少しでも外出を安心にできたらうれしいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。興味を持っていただけたら、ぜひもちリスを試してみてください。



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