初めに書いたプロフィールを放置していませんか?
今まで、のりてらブログには、すでにプロフィール欄があります。
ただ、「富山で活動中。ECサイトで〜」と書いておきながら、
ブログ本体では「作る・学ぶ・楽しむ」をテーマにして、「暮らしの実験」の事を書いている。
どこかで、昔の自分と今の自分がねじれている感覚がありました。
これまでのブログ改善シリーズでは、
と、ブログそのものの骨組みを少しずつ整えてきました。
ここまで来ると、次に気になるのが
「で、このブログを書いている人は誰なの?」
というプロフィールの部分です。
ここを昔のまま放っておくと、
せっかく記事を読んでもらっても
「良いことは書いてあるけど、この人がどんな立場なのか分からない」
で終わりやすくなります。
逆に、今の自分の立ち位置と
「作る・学ぶ・楽しむ」という核と、「暮らしの実験」の記事がちゃんと伝わる。
そんなプロフィールに変えられれば、
- 初めて来た人でも、安心して記事を読み進めやすくなる
- 「この人の記事なら、もう一つ読んでみよう」と思ってもらいやすくなる
- 書いている自分も、毎回スタート位置を確認できて迷いにくくなる
という、小さな変化が積み重なっていきます。
今回は、のりてらブログのプロフィールを、
心理学の視点を活かしながら、
ビフォー/アフターで実際に書き直してみました。
「この人誰?」問題を少しだけ減らす15分実験の記録を書いていこうと思います。
ブログやSNSのプロフィール文で、悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
今のプロフィールは、ブログの軸と少しズレていた

まずは、これまでのプロフィールです。
富山で活動中。
ECサイトの運営現場で、約20年ちかく商品ページや記事づくりをしてきました。
いまは、働き方や習慣づくり、Web制作の試行錯誤をことばにするのがライフワークです。「のりてらブログ」は、『作る・学ぶ・楽しむ』をモットーに、日常で感じたモヤモヤや学びを、実体験ベースでまとめている個人ブログです。
書いてあること自体はウソではありません。
ただ、ブログ改善シリーズで決めた「核」は、
- 作る
- 学ぶ
- 楽しむ
の3つです。
ですが、これだと初めて来た人には、
- ECの人なのか
- Web制作の人なのか
- 習慣の人なのか
どこを軸に読めばいいのか、少しぼんやりしています。
まずはこの「軸のズレ」を自覚するところから始めました。
15分使って「今の自分」を名乗り直してみた

盛った経歴を書くのではなく、
今の生活とブログの軸がちゃんと伝わるように、
名刺1枚分くらいの長さでプロフィールを書き直すことにしました。
最初にやったのは、ノートにざっくりと15分くらいで、
「今の自分ってどういう人?」を書き出してみました。
その結果を箇条書きにすると、
・平日は会社員をしていること
・前職でECサイトの商品ページや記事づくりを長くやってきたこと
・ブログのテーマは「作る・学ぶ・楽しむ」で、その中でも「暮らしの実験」をよく書いていること
・一気に成功したい人より、ちょっとだけ整えたい人に向けて書きたいこと
この4つがメモに並びました。
そして清書するときは、あえて少し崩した言葉を選びました。
きれいすぎるフレーズや、「〜に向けて発信しています」のような、
「発信者っぽい」や「AIぽい」言い方はできるだけ外してみました。
盛った経歴を書くのではなく、
今の立ち位置と、続けている実験だけにしぼって、
名刺1枚分のプロフィールに書き直してみました。
書き直したプロフィールは、こうなりました。
のりてらです。富山でひっそり会社員をしながら、すき間時間にブログとWebまわりをいじっています。
前の仕事では、ECサイトの商品ページや記事づくりに、気づけば20年近く関わっていました。
数字に追われつつも、「伝え方しだいで結果が変わる」感覚が好きでした。このブログでは、「作る」「学ぶ」「楽しむ」をテーマに、
とくに日常の小さな「暮らしの実験」を中心に、
うまくいった日もいかなかった日も、そのままメモしていこうと思っています。一気に大成功を目指すというより、
「今日はこれだけ進んだならよし」にしたい人が、
ふっと休憩がてら読める場所になればうれしいです。
きれいに4行くらいに収めようとして、若干長文ぎみになりました(汗)が、
名刺1枚分くらいのボリュームにしぼったことで、
・「富山でひっそり会社員」「すき間時間にいじっている」という生活の温度
・EC時代の経験が、今のブログにもつながっていること
・ブログ本来のテーマ「作る・学ぶ・楽しむ」と、その中の具体例としての「暮らしの実験」
・一緒にちょっとずつ整えたい人に向けて書いていること
が、ようやく同じ方向を向いたと感じました。
ここまでまとまったので、
あとはこのプロフィールをしばらく使いながら、
違和感が出てきたところだけ少しずつ手直ししていけばいいや、
くらいの気持ちで運用していこうと思います。
なぜプロフィールを整えると、読まれ方が変わるのか

そもそも、なぜここまでプロフィールにこだわったのか。
心理学の話を少しだけ持ち込みます。
この記事を書くにあたっていくつか論文や記事を読んだのですが、
とくに印象に残ったのは次の3つのポイントでした。
一つ目は「シン・スライシング(thin-slicing)」という考え方です。
人は、ほんの短い情報からでも相手の印象を素早く決めてしまう傾向があると言われています。
数十秒だけ人の様子を見ただけでも、
その人への評価が何分もじっくり見たときとほとんど変わらなかった、
という実験が報告されています。
プロフィールの数行も同じで、最初にちらっと目に入っただけで
「この人はだいたいこういう人なんだろうな」
というイメージが固まりやすい、ということです。
引用元(英語):サイエンスダイレクト
二つ目は「初頭効果」です。
印象形成の研究では、
最初に入ってきた情報がその後の評価を強く引っぱることが分かっています。
これも最初に与えられた少しの手がかりが、
その人全体のイメージを長く支配してしまう、という現象です。
ブログでも、一番最初に読む自己紹介のトーンや一言が、
その後の記事の受け止め方に影響していきます。
引用元(英語):SAGE Journals
三つ目は「自己開示」の効果です。
ブログやSNSの研究では、書き手が自分のことを少しずつ開いていくと、
読む側の親近感や信頼と結びつきやすいと報告されています。
また、メディアの発信者が自分の話をすることで、
「本音っぽい」「好きだな」と感じられ、
メッセージへの受け入れも高まりやすいという結果もあります。
引用元(英語):PMC サイエンスダイレクト
つまり、ブログのプロフィールは、
- 初めて来た人が「この人はこういう立場なんだ」と
ざっくり判断するための最初の薄い一切れであり - そこで少しだけ自分を開いておくと、
記事そのものも「この人の言葉」として受け取りやすくなる
ということです。
私自身、プロフィールを書き直していると、
「自分はこの立ち位置から書いているんだ」とブログ立ち上げ時の頃を思い出せる感覚がありました。
これは、今後のテーマ選びや言葉のトーンにも、じわじわ効いてきそうだと感じています。
結論:プロフィールは、今の自分を映す小さな名刺でいい
今回は、ブログ改善シリーズ#5として、
のりてらブログのプロフィールを、
ビフォー/アフターで見直す15分実験の話を書きました。
- 古いプロフィールのままだと、ブログ本来のテーマと、実際に書いている今のスタイルが、プロフィール上でつながらないままになる。
- 今の立ち位置/軸/実験/誰に書くかをまとめた名刺1枚分のプロフィールにすると、自分にも読者にも立ち位置が伝わりやすくなる。
- 心理学でも、最初の印象と小さな自己開示が、信頼感と「もう一記事読もう」という行動を後押ししやすいとされている。
この小さな書き換えをしておくと、
読んでくれた人は「どんな人の声なのか」をすばやくつかめて、
記事の内容を自分ごととして受け取りやすくなります。
書いている自分にとっても、
毎回そのプロフィールを見返すことで
「今の自分はここから発信している」と確認できるので、
テーマ選びやトーンで大きく迷いにくくなるはずです。
プロフィールは、すごい肩書きを並べる場所ではなく、
今の自分と、このブログの約束を一枚にまとめる場所だと改めて感じました。
今日のまとめ一行
プロフィールは、過去の実績よりも「今の立ち位置」と「続けている実験」を名刺一枚で伝えれば、それだけでブログの顔はかなり整います。
今日できる一歩
ノートかメモアプリに、
「今の立ち位置」「積み上げている軸」「今の実験」「誰に書いているか」
を書き出してみる。4行だけでもOK。
次に読む一記事
まだブログの骨組みがぼんやりしていると感じたら、
カテゴリとタグを削る【ブログ改善#4】もあわせてどうぞ。
ブログ案内
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