ブログを書いていて、いちばん手が止まるのはどこでしょうか。
私の場合は、最後の数行です。
本文を書き切ったあと、
「ここで終わっていいのかな」「もう一行ほしいな」と迷って、
カーソルだけが点滅している時間が、よくあります。
本文は書き終わっているのに、最後の数行がどうも決まらない。
「ここで終わっていいのかな」
「まだ何か書くべきな気がする」
じっと画面を見ているうちに、
なんとなく力尽きて「今日はここまで」にしてしまう。
のりてらブログでは、そんな終わり方を何度もくり返してきました。
ブログ改善シリーズ#1では、「何を積み上げるブログにするか」を決めました。
#2では、「まずどこから読んでほしいか」を考えました。
今回はその続きとして、
読み終わった人をどこへ案内するのか。
そのヒントを、記事のいちばん最後に置いておく話を書きます。
この記事でわかること
- ブログの締め方がブレない4つの型
- コピペで使える締めテンプレ
- 回遊につながる「次に読む一記事」の作り方
ブログの締め方が決まらないと起きること

少し前まで、記事の終わり方は毎回バラバラでした。
うまく締められた気がするときもあれば、
「いかがでしたか?」で強引にふたを閉めた日もあります。
読んでいると、ふっと現実に戻ってしまうような、
急ブレーキみたいなラストもありました。
書いているときは、それでも「まあいいか」と思っていました。
ところが、あとからアクセスを眺めると、
- 1ページだけ読んで帰る人が多い
- せっかく来てもらっても、次の記事にほとんど進んでいない
という状況が、ずっと続いていました。
どの記事が悪い、というよりも、
どの記事も「ここで終わりです」で終わっていた感じです。
人の印象は「ピーク」と「終わり方」で決まりやすい、と言われることがあります。
記事自体は悪くない気がするのに、アクセスを見ると「1ページだけ読んで帰る人」がほとんど。
一発花火みたいに、毎回そこで終わっていました。
こうした「終わりの印象」の強さは、心理学や行動経済学の研究でも指摘されています。
カーネマンらの実験では、同じ体験でも「一番きつかった瞬間」と「終わり方」で満足度が大きく変わることが分かり、これをピーク・エンドの法則と呼びました。
ブログ記事も同じで、最後の数行で
「今日の話はここで終わり。次はこれをしてみてください」なのか、
「以上です。おしまい」なのかで、
覚えてもらい方も、そのあと取ってもらえる行動も変わります。
のりてらブログは、
「ふわっと終わるブログ」として、記憶の外側に流れていったのかもしれません。
それなら、せめて終わり方だけでも、自分なりのルールを決めておいた方がいい。
そう思って、今回の実験をすることにしました。
ノート一枚で決めた、ブログの締め方テンプレ4選

ある夜、机にノートを開いて、
記事の最後に置きたい要素を、思いつくままに書き出しました。
長く書くと続かなくなるのは分かっていたので、
「一言なら、どんな言葉を置きたいか」だけを考えます。
ぐるぐる消したり書いたりして、
最終的に残ったのは、この4つでした。
- 今日のまとめ一行
- 今日できる一歩
- 次に読む一記事
- ブログ案内
どれも、難しいことはしません。
今日のまとめ一行は、
「この記事で一番言いたかったこと」を一言で言い直す場所。
今日できる一歩は、
読み終わった人が「じゃあ今日はこれだけやってみよう」と
小さく決められる行動を一つだけ書く場所。
次に読む一記事は、
いまの自分が推したい記事、
もしくはシリーズの前後回へつなぐための一行。
ブログ案内は、
「のりてらブログは、こういう場所です」と
毎回小さく名乗るための、定番フレーズ。
試しに、ブログ改善#2のラストを、
この4つで書き直してみました。
文章として特別うまくなったわけではありません。
それでも、
「今日の話はここまで」
「次はここへどうぞ」
と、読んでほしい流れを自分の中で言葉にできたことで、
書き終わったあとのモヤモヤは、前よりずっと少なくなりました。
比べてみて分かった、CTAと関連記事で回遊をゆるく作るコツ
終わり方の型を決める前と、決めたあとで何が変わったのか。
大きな数字の変化は、まだ出ていません。
ただ、自分の感覚としては、いくつか「前と違う」と思えるポイントがありました。
ひとつは、書き手としての気持ちです。
前は、最後の数行が小さな試験のようでした。
うまくまとめないといけない気がして、
考えすぎて、何も書けなくなることもありました。
今は、「最後はこの4つの枠を一言ずつ埋めればいい」と
ゴールが見えているぶん、ラストだけで力尽きることが減りました。
もうひとつは、読み手に対するイメージです。
終わり方を決めないままだと、
読み終わった瞬間に、ページの役割も終わってしまいます。
4つのパーツを置くようにしてからは、
- 今日の話から何を持ち帰ってほしいか
- もし一歩踏み出すなら、どんな行動がいいか
- 次にどの記事へ案内したいか
など、読者が次にしたい行動(CTA)を、文章を書きながら自然と考えるようになりました。
AI時代の検索のことを考えると、
一つの記事で全部を説明するより、
小さな記事同士がゆるくつながっている方が、
ブログとしての「居場所」は作りやすい気がします。
そのつなぎ目の一つが、この4つのパーツなのかもしれません。
よくある質問(FAQ)
Q. ブログの締めは「いかがでしたか?」でもいい?
A. 悪くはないですが、検索で来た読者には『次に何をすればいいか』が必要です。
「いかがでしたか?」で終えるなら、直後に今日の一歩か次に読む記事を1つ添えるのがおすすめです。
Q. ブログ記事にCTAって必ず必要? 売り込みっぽくならない?
A. 無理に入れる必要はありません。
ただ、読み終わった人が「で、次どうすればいい?」となることは多いです。
そのときに、売り込みではなく『選べる出口』を1つだけ置くと親切になります。
Q. ブログの関連記事は何本貼るのが最適?
A. 基本は2本、最大でも3本がおすすめです。
本文中に1本(流れで自然に)、最後に1本(次に読む一記事)。
迷わせないのが最優先です。
今日できる一歩と、次の回のこと

今回は、記事の終わり方を
- 今日のまとめ一行
- 今日できる一歩
- 次に読む一記事
- ブログ案内
の4つでそろえる実験の話を書きました。
きれいな言葉で記事を終わらせようとすると、たぶん投稿が続きません……。
いつものように、パソコンの前で固まっている自分が想像できてしまいます。
なので、しばらくは言い回しを迷いながら、
少しずつ整えていくことになると思います。
それでも、何も決めないまま書き終えるよりは、
「とりあえずこの4つだけ」と決めておいた方が、
読みっぱなしで終わらない流れを作りやすいと感じています。
もし同じ悩みを持つ方がいましたら、
次に書く1記事だけでいいので、
- まとめ一行
- 今日できる一歩
この二つだけでも、末尾に置いてみてください。
うまく書けなくても、「ここで終わる」と自分で決めた感覚が、少しだけ残るはずです。
次回のブログ改善シリーズ#4では、
記事同士のつながりとも関係する
「カテゴリとタグをしぼる回」について書いていきます。
増えすぎたラベルを、3本+少数に整理していく実験をする予定です。
お楽しみに。
コピペOK:締めテンプレ
- 今日のまとめ一行:
- 今日できる一歩(15分):
- 次に読む一記事:
- ブログ案内(初めての人へ):
今日のまとめ一行
記事の終わり方を4つのパーツで決めておくと、「読みっぱなし」で終わらず、次の一歩とブログの芯を少しずつ伝えやすくなります。
今日できる一歩
次に書く記事のラストを、「まとめ一行」と「今日できる一歩」だけでもいいので、一言ずつ書いて終わってみる。
次に読む一記事
どこから読んでもらうかをまだ決めていないと感じたら、#2の案内所づくりの記事もどうぞ。
ブログの案内所を15分でつくる|迷子を減らすもくじ実験【ブログ改善#2】
ブログ案内
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